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霞鴉
「……!
……へぇ、どうやら八咫烏に内通者がいると言うのは本当らしい。」
相手の銃を弾くことには失敗したものの、相手からの至近距離の銃弾を捌く事に成功し、更に偶然にしてはピンポイント過ぎる氷華の計画について話す隅影の言葉を聞くと、八咫烏内に内通者がいると言う噂が真実であった事を確信する……
霞鴉
「ついでにそのお喋りな口から、情報源についても語ってくれないかな?」
霞鴉は裏切者がいる事を知ると、追撃をするのではなく、相手に教える必要もない極秘情報を自分から話し始めた隅影の迂闊さを利用して、その情報源についても話してくれないかと言葉をかける。
隅影「悪いが、誰がその内通者かは俺も知らねぇ・・・・・だが、貴様と戦うつもりもない・・・・・」
(そう言うと「数日後の計画、協力してやろう、別に何かを引き換えにというわけじゃない、ただただ単純に戦力を貸してやる・・・・・どうだ?お前らだけでも十分かもしれないが、少しは戦力があった方がより確実ってもんだろう?」と、不利になる戦いには持ち込まずに、協力をするという提案を示す・・・・・)
桜空「へ・・・・・?い、いのぉ・・・・・?」
(突然の出来事に、思わず怯えるよりも先に、思考が停止する・・・・・
受けたことのないプレッシャー、そして今まで感じたことのない恐怖・・・・・
そのあまりの恐怖から、どうすればいいのかさえわからなくなるほどに脳が状況を処理できない・・・・・
が、少しして桜空の目からは涙が出始める・・・・・)
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