隅影「悪いが、誰がその内通者かは俺も知らねぇ・・・・・だが、貴様と戦うつもりもない・・・・・」
(そう言うと「数日後の計画、協力してやろう、別に何かを引き換えにというわけじゃない、ただただ単純に戦力を貸してやる・・・・・どうだ?お前らだけでも十分かもしれないが、少しは戦力があった方がより確実ってもんだろう?」と、不利になる戦いには持ち込まずに、協力をするという提案を示す・・・・・)
>>351
桜空「へ・・・・・?い、いのぉ・・・・・?」
(突然の出来事に、思わず怯えるよりも先に、思考が停止する・・・・・
受けたことのないプレッシャー、そして今まで感じたことのない恐怖・・・・・
そのあまりの恐怖から、どうすればいいのかさえわからなくなるほどに脳が状況を処理できない・・・・・
が、少しして桜空の目からは涙が出始める・・・・・)
>>352
>>353(隅影)
霞鴉
「フフッ、なんだ意外と臆病なんだね?
まあ、臆病だけれども賢明な判断だ、もし本当に戦ったところで結果は見えているのだけどね?」
霞鴉を知らぬ者が彼女の言葉を聞くと、油断や慢心からきている発言であると認識するが、霞鴉について少しでも知る者であれば、その発言に油断も慢心も含まれていない事を即座に理解するだろう……
身体強化を主とする隅影と、霞鴉とはあまりにも相性が悪すぎるからだ……
霞鴉
「あいにく、その問いかけに対する決定をするのはボクじゃない……我々のリーダー……金鵄は我々だけの力で成し遂げたいそうでね、悪の手を借りようとしているだなんてバレたらボクの身が危ないんだ。」
協力を申し込んできた霞鴉に対して計画の核心に関わるような事は一切口にせず、計画への協力は必要ないと応える……氷華の性格上、悪と手を組むなど天地がひっくり返っても有り得ない事であるのは霞鴉もよく知っている……
例え、密かに手を組もうとしても氷華に欺きや騙しは通用しない……例え物事を霞みに巻くような霞鴉であったとしても例外ではない……
>>353(桜空)
神宮
「なんだ、言葉もまともに話せないのか?
なら、これはどうだ?」
神宮は桜空が上手く喋らないとわかると、奥歯をガチガチと音を鳴らし、まだ五歳の桜空の腹部に向けて何の躊躇いもなく拳を繰り出し、彼の腹を思い切り殴り付けようとする……
大柄な神宮の腕力は並みの成人男性のものを軽く凌駕しており、異能が無くともその殴打はかなりの苦痛をもたらすだろう。
神宮
「言葉が喋れないようだが、呻き声や悲鳴はあげられるか?」