>>353(桜空)
神宮
「なんだ、言葉もまともに話せないのか?
なら、これはどうだ?」
神宮は桜空が上手く喋らないとわかると、奥歯をガチガチと音を鳴らし、まだ五歳の桜空の腹部に向けて何の躊躇いもなく拳を繰り出し、彼の腹を思い切り殴り付けようとする……
大柄な神宮の腕力は並みの成人男性のものを軽く凌駕しており、異能が無くともその殴打はかなりの苦痛をもたらすだろう。
神宮
「言葉が喋れないようだが、呻き声や悲鳴はあげられるか?」
隅影「ほぉ、そうか・・・・・俺がある程度、奴らの情報を持ってるとしてもか・・・・・?」
(そう言うと「お前らのリーダーとやらは、見たところ自身の掲げる正義の為ならば殺人すらも躊躇わない大胆な奴だ、正義の実現に少しでも近づくのであれば、かなりいい話だと俺なら思うがね・・・・・もし俺を今ここで始末したところで、俺が話す情報がもし嘘だったら、どうするつもりだ・・・・・?リーダーとやらのところまで連れてってくれるんなら、話してやるし何なら用済みの約立たずと判断すれば始末されても俺は構わねぇぞ?」と、氷華の手段を選ばない性格を理解した上で、協力の提示をする・・・・・)
桜空「ぇがっ・・・・・!?」
(腹部へと思い切り相手の拳がめり込むと、桜空は激痛のあまり声が漏れ、そしてそのまま「ぁぁあああああああああああああぁああああぁぁぁぁぁぁああぁぁっ!!!!!」と、叫び声を上げる・・・・・
もうこの時点で既に呼吸がしづらくなっており、視界がぼやけ始める・・・・・)
>>355