>>459
鴉狼
「そうか?自分が生きるためなら……とっとと仲間なんか見捨てて逃げればいい。それをせずに俺に挑むって事は矛盾しているんじゃないのか?」
鴉狼の強烈な打撃が桜空の腹部に直撃する……
相手が子供である事から鴉狼は幾分か加減しているとは言え、大人の腕力は凄まじく、桜空と同年代の子供であれば泣き叫んでのたうち回る程だ。
にも関わらずにそれに耐えて、生きるために戦っていると言う桜空の言葉の矛盾点を突くように鴉狼は指摘しながら、再び拳を大きく振り上げる。
桜空「そんな卑怯なことできるかよ・・・・・」
ボゴッ・・・・・!
桜空「がっ・・・・・!」
(桜空はそんな卑怯な真似はできないと告げると、再び鴉狼の一撃を受ける・・・・・
体にダメージが蓄積されていくにつれ、能力を使おうにも体に上手く力が入らずに、意識が朦朧とし始める・・・・・)
>>460