桜空「何言ってやがんだ・・・・・仲間は・・・・・仲間・・・・・だ・・・・・ろ・・・・・」
(そう言うと、桜空の意識はゆっくりと落ちてゆく・・・・・
正直、ここまで力の差がある相手と戦って、よく善戦した方であろう・・・・・
だが、能力も純粋な戦闘能力も、相手に遠く及ばずだった・・・・・)
>>462
鴉狼
「………ハッハッハッ!
面白い奴だ、嘘を付いて騙そうとしている訳じゃないって事は目を見れば判る。お前なら……八咫烏をも変えられるかもしれないな。」
鴉狼は振り上げた拳を桜空にぶつける事無く、ゆっくりと静かに下ろすと、桜空から少し離れ、相手の他の悪人と違うものを感じ取った鴉狼は、桜空なら八咫烏をも変える事が出来るかもしれないと呟く。
もはや此処に来たばかりの頃のように吹き荒れる嵐のような雰囲気も風も消えており、交戦の意思は見えない。