>>538
素鴉
「少しはまともなパンチを打てるようになったみたいだが……まだまだ力不足だな。」
素鴉は桜空の全力の一撃を受けるものの、強固な腹筋が持つ弾力によってその威力は最初に桜空の放った右ストレートと同じように大幅に軽減されてしまい、大きなダメージにはなっていない……
とは言え、最初のストレートよりも威力が上がっている事わ呟くと、直ぐ様、返しとして左フックを桜空の顎に向けて放ち、それによって桜空の脳を揺らして脳震盪を起こさせてダウンさせようとする。
ほぼ全身を筋肉の鎧に守られている素鴉には並みの打撃は意味を成さない……狙うのならば筋肉を付けることが出来ない箇所でなければまともなダメージを与えられないだろう。
桜空「っぐぅ・・・・・!!!!!」
(桜空は攻撃を避けようとするも、反応が遅れ顎をかするが、それでも軽い脳震盪が起き、地面にひれ伏す・・・・・
立ち上がろうとするものの、体に力が入らずに相手の姿がブレて見え始め、足が痙攣している・・・・・
ゆっくりと立ち上がろうとするものの、なかなか立ち上がれない・・・・・)
>>541