>>661
《ズズズズ……》
狼谷
「おいおい…八咫烏のアジトから脱出する間際とは随分と違うじゃないか……?腐った正義の鴉共を……潰すんだろ……?」
狼谷はもたれかかったコンクリートの壁から力無く床に座り込むと、切断されずに残った左手で左足の弾傷を強く抑えながら、転移前に八咫烏を潰すと言い放った桜空と、打って変わって弱々しくなった桜空を励ますように言う。
桜空「・・・・・あぁ・・・・・だが、お前達が傷ついたこと、他の仲間達が命を落としたことに変わりはない・・・・・」
(そう言うと「・・・・・完治は叶わないが、治療マシンでいくらか回復はするだろう・・・・・狼谷、立てるか・・・・・?」と、肩を貸そうとする・・・・・
桜空は今回の件でかなり精神的にも追い詰められたのか、声が弱々しい・・・・・)
>>662