>>777
霞鴉
『へぇ……その対策がどこまで通じるのか試してみなよ。』
枝槍と羽根弾の二つを空間転移によって返された事で事実上無効化されると、掴んでいた紀の襟から手を話し、掴んでいた霞鴉の左手が再び霧散する。
また、一度や二度返しただけでは濃霧に紛れた相手には当たらず、再度左右から羽根弾と枝槍が迫って来る……
この場にいる二体の鴉も少しずつ視力が回復して来たのか、命中精度も再び上がり始めており、幾らか閃光に対する対策も取って来てしまうだろう。
紀「これは・・・・・思っていた数倍はキツイ戦いになりそうですね・・・・・」
(すると「どうです?提案なんですが、私は能力を使わずに戦います、ですからそちらも能力を使わずに戦う、というのは・・・・・仮にも表向きは名だけの正義を語る者達が、ただただ悪人を数人係で、しかも視界を遮ってまでボコボコにするというのはそこらのチンピラよりもよっぽどタチが悪いと思いますが・・・・・?」と、能力は使わずにお互い、人数の差は出るものの正々堂々と戦わないかと提案する・・・・・)
>>778