【八咫烏 ???拠点】
氷華
「………そろそろ……ね。」
八咫烏の活動拠点の一つ。
そこでは普段なら日本各地を奔走し、休み無く各地にいる犯罪者や反社会勢力の殲滅を行っていた氷華が珍しく拠点内で休息を取っていた。
氷華は窓の無い拠点の一室にて、椅子に腰掛けていた。
目を閉じ、右手に持ったグラスの中に注がれた天然水を口に含むと、目を閉じて今後の展望について、明日に作り出す世界の罪悪浄滅装置……"地獄"の誕生における争乱を脳裏に描く。
この計画を実行すれば確実にこれまでのような平和な世界は永遠に戻ることはなくなるだろう……
悠矢「やっほー氷華ちゃん!お元気〜?」
(地獄の創造を脳裏に描いていたところに、ノックもなしに雰囲気を掻き乱しながら声をかける・・・・・
「氷華ちゃんさぁ・・・・・弟、いたの?」
と、単刀直入に聞いてみる)
>>863