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氷華
「悲しいわ、己の信じるべき正義すら持たない空虚な存在へ成り下がってしまっただなんてね。」
【氷蓮六華・泰山氷槍 臛々婆】
氷華は自分の伸ばした手の先にワープゲートが開かれ、背後から同様にゲートの開く音を聞くと、伸ばした手を桜空ではなく、地面に変え、地面に手を付けると技を発動する。
地中に張り巡らされた水道管を凍らせ、100mを超える巨大な氷柱を無数に伸ばし、桜空を足元から貫こうとする。
氷華を戦況によって瞬時に技の切り替えを行い、氷剣によるリーチを生かしきれない至近距離になると即座に蹴りや凍結に回ると言うようにその判断能力はかなりの脅威となるだろう。
桜空「お前に俺の何がわかるってんだよ・・・・・っ!!!!!」
スッ・・・・・!
(ワープゲートで移動することで、何とか間一髪で攻撃を避けるものの、桜空の息が切れ始める・・・・・
己の正義すら持たない、確かにそうかもしれない、自分は裏社会というアンダーグラウンドの世界でしか生きられない、生きることのできない悪人だ、そもそも正義なんて持ち合わせない・・・・・
「でもよ、無差別に命を奪いまくる自分勝手な正義と、正義は持ち合わせていなくてもそれを阻止しようとする悪党とでは世間はどっちの肩を持つだろうな・・・・・?教えてくれよ、正義の味方さんよ・・・・・」)
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