>>913
氷華
「理想論や綺麗事では何も変えられない。
私は理想のためならどれだけの代償を払うことになろうとも決して躊躇わない……!」
【氷蓮六華・大輪 頞哳吒】
氷華は桜空がゲートを展開した瞬間を見て、即座に右手に氷剣を持ち直して地面に刺すと、氷華を包み込む蓮華草の花弁ような、巨大な氷の壁が三重に展開する。
これは氷華の最大防御技であり、あらゆる方向からの攻撃を最高硬度の氷壁によって防ぐと言うものとなっている。
桜空「・・・・・その理想論や綺麗事を少しでも実現しようとしない卑怯者がよく言えたな・・・・・」
(桜空は静かな怒りを表情に出し始める・・・・・
理想の為ならどれだけの犠牲を払っても構わないという相手の考え方は、極めて自分勝手であり、そしてお世辞にも正義とは言えない、ただの自己満足な大量虐殺でしかない・・・・・)
>>914