>>929
氷華
「何処へ逃れようとも・・・私の手からは逃れられない。
そして私の手は悪を取り零すことは無い。」
【氷蓮六華・千刃氷刃 頞部陀】
氷華は桜空を中心とした周囲300mの頭上に多数の小さな氷の刃を形成し、そのまま一気に地上の全てを攻撃することで桜空が移動できるであろう範囲を超えて攻撃しようとする。
桜空の傍には氷華が展開した巨大な氷柱によって転倒した装甲車の一団があり、その中には対異能者用の異能封じの弾丸が装填されたライフルを持った機動隊の骸がある。
【氷華が完全見切るまで残り『3』】
桜空「・・・・・逃げ場なし、か・・・・・」
(自分一人を仕留める為に、罪のない人間まで巻き込まれるのは御免だ、ならば無闇やたらに逃げ回らずに能力者にのみ通用する反撃をするのみ、後のことよりも今を何とかするべきだと考えた・・・・・)
スッ・・・・・
(桜空は、機動隊の骸が転がっている場所へと移動しようとゲートを展開する・・・・・)
>>930