桜空「いいや、ショーはこれからだ・・・・・」
ガッ・・・・・!
(何も今の桜空は異能だけではない、剣という武器が多少なりとはサポートしてくれる・・・・・
氷柱から放たれた氷刃を、研ぎ澄まされた身体能力と瞬発力を駆使し、弾き返してゆく・・・・・
「俺がお前にやられるか、それともお前が目を覚ますか、どっちが先か勝負といこうじゃないか・・・・・」)
>>938
氷華
「その銃と刀がその自信の源なのかしら?
なら……その自信の源を絶たせてもらう。」
《パキパキパキパキパキ…》
【氷蓮六華・寒烈嵐風 虎々婆】
氷華は再び両腕を大きく広げると、氷華の周囲の空気中に星々の煌めきのように無数の光が生じ、光が生じた箇所には無数の小さな氷刃が形成され、広げた両手を桜空へ翳すと、吹雪に乗って無数の氷刃が桜空を呑み込もうと押し寄せる。
美しい見た目の技であるものの、その本質は圧倒的な物量を活かし、呑まれた全てのモノを切り刻む、命を奪う死の吹雪となっている。
刀を振るおうにも届かず、狙撃しようにも狙いを定められない、まさに銃と刀の双方の利点や長所を潰し、一方的に相手を蹂躙する技となっている。