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桜空「ぐっ・・・・・!!!!!」
バッ・・・・・!
グォンッ・・・・・!
(桜空は両手を広げると、ゲートを氷華の氷塔ですらも転送できるほどの大きさに展開させる・・・・・
氷華ほどの実力者であればこれほどのものを作ることなど朝飯前、非常に簡単なことだと思われるが、桜空は巨大なゲートを展開するだけでもかなりの体力を消耗する・・・・・)
>>9
氷華
「裁いても裁いても悪は消えない……
ならばこの世界そのものを裁く。」
《ドガガガガガガガガガガッ》
ゲートを繋げた先で氷塔が突き刺さり、また桜空の展開する巨大なゲートによって氷塔から逃れることが出来ているものの、大量にある氷から生じる冷気は着実に彼の体を蝕んでいく……
《パキパキ…》
大規模な転移ゲートを開いた桜空の足下から新たに小さな氷の棘が伸び、巨大な氷塔からの猛攻を防ぐ事に集中しなければならない彼へ容赦なく奇襲を仕掛けようとする。