桜空「・・・・・そういや、お前の友達から伝言を預かっている」
(桜空は、天井を見つめ始める氷華に、氷華の友達、すなわち夕渚からの伝言を預かっていると唐突に伝える・・・・・
夕渚もあの惨劇を、あの時の氷華の本性を目の当たりにしてしまった、伝言の内容はそのことについてか・・・・・)
>>101
氷華
「……そう、見せてくれる?」
車椅子の肘置きに手を乗せ、両足に意識を集中させるものの、やはりまるで力が入らず、常に下半身が麻痺しているような言い知れぬ不快感を抱きながらも、弟からおそらく夕渚からと思われる人物からの伝言を聞こうとする。