>>117
氷華
「……なるほど、大方把握したわ。
目下の脅威は私に宣戦布告してきた新八咫烏と、各地の刑務所を襲撃して囚人を解放した勢力……この二つが該当するようね?」
自分に宣戦布告のレターを送って来た者達だけでなく、各地の刑務所の襲撃事件の事も把握し、車椅子に深く腰掛け、瞑想をするように目を閉じて思考に集中しながらそう呟く。
それは問いかけと言うよりも確認のようなものであり、氷華の脳内ではこれから自分のすべきことを把握し終えている。
桜空「そういうことだ・・・・・判明している限りではな・・・・・」
(験者う、わかる限りでは二つの勢力が協力しているであろうことが伺える、だがそれは現状判明している限りの話であり、実際はもっと多くの組織と手を組んでいる可能性がある・・・・)
>>118