桜空「・・・・・堕ちたな、ほんとに・・・・・」
(昔は純粋なヒーロー像を抱いていた実の姉が、こうも歪みきった正義の道へと足を踏み入れてしまったことに対して、悲しみを通り越して呆れを感じる・・・・・
人間は欲の塊の生き物だ、どんな人間でも、何かしらきっかけがあればどんな悪にでも変化する、もしそうなった時の歯止め役として正義がいるのではないかと桜空は思う・・・・・)
>>11
氷華
「私は悪を滅ぼすためなら喜んでこの身を捧げられる。
貴方にはそれだけの意志が……覚悟があるの?」
《ドガガガガガガガガ……》
氷華が桜空の足下から伸ばした氷の棘が彼の体を裂き、ゲートの展開や維持を妨害し、氷塔による致死の猛攻を叩き込もうと様々な策を巡らせていく。
徹底的に敵対者を滅ぼす…
これが正義の成れの果てと言えるのか……