>>123
氷華
「……………。
……私は考察と推理に専念するから、また何か新しい情報が入ったら教えて頂戴。」
二人の間には取り返しの付かない時間の流れがある。
もうかつてのように仲の良い姉弟にはなれないかもしれない……それを感じながらも、氷華は自分に出来る範囲で活動すると応える。
桜空「・・・・・この二年で、集められるだけ集めた資料なら腐るほどある・・・・・ちょっと待ってろ・・・・・」
(桜空は、さっきまでとは変わって氷華が寝起きでも本当に頭に多くの情報を詰め込められることができるとわかれば、瞬間移動でこの二年で集めた資料の多くを次から次へと運んでくる・・・・・
「俺は俺でやらなきゃいけないことがある、お前は何か気づいたら連絡をくれ」
と言い残し、部屋を去っていった・・・・・)
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