桜空「・・・・・この二年で、集められるだけ集めた資料なら腐るほどある・・・・・ちょっと待ってろ・・・・・」
(桜空は、さっきまでとは変わって氷華が寝起きでも本当に頭に多くの情報を詰め込められることができるとわかれば、瞬間移動でこの二年で集めた資料の多くを次から次へと運んでくる・・・・・
「俺は俺でやらなきゃいけないことがある、お前は何か気づいたら連絡をくれ」
と言い残し、部屋を去っていった・・・・・)
>>124
氷華
「ええ、わかったわ……」
静かにそう応えると、車椅子を少し動かして桜空の後ろ姿を見送ると、彼の空間移動によって運ばれて来た書類を見て、再び情報収集をし始めていく……
そして、場面は部屋の外に出た桜空へ焦点が移動する。