桜空「・・・・・一旦、元るぞ・・・・・」
(桜空は氷華が知った真実を聞き出す前に、氷華を載せた車椅子を押しながら、ワープゲートを介して今現在のアジトへと戻る・・・・・
桜空はどこか、焦りを表情に出していた・・・・・)
>>130
氷華
「そうね、ここは一旦帰りましょうか。」
読んでいた記事から弟へ視線を移し、戻ることに賛成すると、彼が押す車椅子に座って彼の異能によって新アジトに繋がるワープゲートへ入っていく。
桜空が焦りの感情を表情に出す反面、氷華は氷のような無表情のまま、手に持った記事の切れ端を真剣に見ている。