>>133
氷華
「ええ……これは少しばかり面倒なことになるかもしれないわ。」
氷華はこの廃墟となったアジトの中で見つけた記事の中で、自分達の脅威となりうる勢力の存在を予見し、察知する事に成功しているようで、ワープゲートを潜って移動する。
その無表情な顔は心なしか少し焦っているような、驚いているような、戸惑っているかのように、微かにだが眉をひそめている。
桜空「・・・・・全盛期のお前と今回の敵勢力、どっちが強い・・・・・?」
(全盛期の氷華は、どこまでも底の知れない、まさに「化け物」と呼ぶに相応しく、自分との戦いでも全力を出し切っていたのかは定かではない・・・・・
そして、そんな力の計り知れない全盛期の氷華と今回の敵勢力とでは、どっちが強いのかと聞く・・・・・)
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