桜空「・・・・・隠れた悪も何も、例えお前の計画が成功していたところで、生き残った人間が悪に染まらないなんて保証はねぇわけだ・・・・・いついかなる時代でも悪人はどこに立っている、誰だってなりうる・・・・・」
(氷華の悪人撲滅計画が成功したところで、そんなのは無意味な一時凌ぎにしか過ぎないということを返す・・・・・
どんな人間にも、悪人になる可能性は秘められている・・・・・)
>>140
氷華
「私の理想とした世界は悪が存在する事の出来ない世界と言うシステムを構築するもの、例え悪が生まれようとその度に排除され、蔓延することの出来ない世界になっていたわ。」
氷華は目を閉じて議事堂前での決戦の事を思い出しながら、自分が理想としていた世界では悪が生まれようとも、その生まれたばかりの時点で排除されるシステムを構築するものだったのだと応える。
氷華
「改めて問うわ、貴方は世界とはどうあるべきだと思っているの?」
新しいアジトに到着すると、目を開けて桜空を見て、彼は世界がどうあるべきであり、どうしたいのかを聞いてみる。自分のように悪が存在出来ない世界にしたいのか、それとも別の道を模索するか……