桜空「借りたなんて思うな、常に自分の命を最優先に考えろ・・・・・」
(今回の一件でもわかったように、いつ狙われているか、いつ命を落としてもおかしくはない状況であり、それは恐らく戦いの場に何の目的があって赴いたかはわからないが相手も同じだろう・・・・・
借りを作る作らないではなく、自分の命を優先して考えるように忠告する)
>>207
湊
「“自分の命を最優先に“………ね………敵か味方かわからないような奴を救っておいてよく言えますね。そのお人好しもいずれ自分を×すかもしれないのに。」
相変わらず悪態を吐き続ける。自分と違い真っ直ぐな目をしている桜空のことがどうしても気に入らず、嫌味も混じえながら言う。
そんなことより今視線の先にいる人物が湊にとって何よりも重要だった。
湊
「せん、ぱい………先輩!!!わぁ、先輩だ………私だけの氷の華、やっと見つけた……!ずっと探してたんですよ!」
氷華を認識した瞬間、大きく目を見開き輝かせる。
その瞬間その場にいた桜空のことも忘れてすぐさま立ち上がり氷華のもとへ駆け寄り両手で手を取る。
湊
「にしてもどうして車椅子なんか……!まさか」
まさか桜空がやったのかと言いたげな目で桜空を睨みつける。