>>223
氷華
「………………。」
湊が押す車椅子に乗ったまま、桜空へ背を向けたまま、扉を潜って退室していく……その立ち去る際に一度も振り替えることが無かったため、その表情がどうなっているのか、何を考えていたのか、伺い知ることは出来ず……
桜空「・・・・・」
《なるべく俺達が接点を持つことは今は避けた方がいい・・・・・そのまま二つの組織が同時壊滅する可能性もある、もしそうなればこの先の戦いは確実に・・・・・》
(桜空には桜空なりの考えがあった、このままお互い深く介入していてはどっちの組織も全滅する可能性が高い、それは避けなければならない・・・・・
この想いが氷華に届くかどうかはわからないが、今は今、なるようになることに賭けるしかない・・・・・)
>>224