桜空「・・・・・最後に一つ・・・・・頼みを聞いちゃくれないか・・・・・?」
(最後の慈悲と聞いて、今なら最後の頼みごとも聞いてくれるんじゃないかと思い、ダメ元で最後に一つ頼みを聞いてくれないかどうか問いかける・・・・・)
>>27
氷華
「……遺言の一つも聞かないほど情の無い人間になるつもりはないわ。言ってみなさい……」
既に勝敗は決まった。
このまま周囲の冷気を操って彼の体を凍らせる事で絶命させることが可能である事実と、唯一の肉親である彼へ微かに残った人として……いや、姉としての情が彼の最後の頼みへ耳を傾けている。