桜空「・・・・・っ・・・・・死ぬんじゃねぇぞ・・・・・今・・・・・アジトに・・・・・」
(桜空は今にも途切れそうな意識の中、必死に立ち上がり、氷華が倒れないように支えながらゲートを展開しようとする・・・・・
桜空も氷華の様子から異能が使えなくなっているのだと察し、何故こんな物が、しかもどこから撃ってきたのか、頭が混乱する・・・・・)
>>41
氷華
「それより……『家』に……帰りたい……わ………」
内出血が酷く、銃弾が体内に残っている事から手足にさえ力が入らず、口から流れる血が凍ること無く滴る中、生気の失われ始めた虚ろな目で家に帰りたいと言う……
幸いにも間接的に触れているだけなら異能封じの効力が及ばないのか、桜空のゲート展開には何の支障もきたしていない。