桜空「何言ってんだ・・・・・!今処置すればまだ助かっ・・・・・」
(凍ることなく、地面へと滴り落ちる鮮血が桜空の精神を掻き乱す・・・・・
まだ間に合うかもしれないという気持ちと、もう助からないという気持ちが、心の中でぶつかり合う・・・・・)
桜空「とにかく・・・・・死ぬんじゃねぇ・・・・・!償いもせずに逃げるのかよ・・・・・!」
>>43
氷華
「大丈夫……急所は……外れているわ……」
急所が外れているという氷華の言葉が正しければ、すぐに命を落とすと言うことはなく、体内で異能を封じられていることで意識が薄れ始めているのだと思われる。
だからこそ、家に帰りたいと言っているのか、それとも自身の死に場所を自分で選びたいという願いか……