桜空「・・・・・今はうじうじしてたって仕方がねぇ、そろそろアジトに移動するぞ・・・・・」
(このままでは、本当に氷華が死んでしまう・・・・・
今は、やり方が間違っていなければだとか、狂うことは運命だったとか、そんなことをうじうじと言っている場合ではない、一刻も早くファーストのアジトに戻り治療マシンで氷華を治療しなければと思い、ゲートを展開して移動しようとする・・・・・)
>>52
氷華
「……その必要はないわ。
私はこのまま此所で終わりを迎えたい……」
氷華はかつての幸せな思い出に抱かれて永遠の眠りにつきたいと応える。
八咫烏は壊滅し、国家転覆と反逆を企てた氷華を永遠に罪人として追われ続けることになるだろう。
そうなり、自らが嫌う悪へと堕落してまで生きるのではなく、自分の終わりを自分で決めたい、歪ながらも正義を抱いたまま果てたいという……