紀「それは丁度いい・・・・・鬼退治は鬼が眠っている内に限りますね・・・・・」
(弱々しく歩きながら、紀は意味深なことを言い始める・・・・・
「私は助からないと決まった人間は、早い内に楽にさせた方がいいという考え方の人間です、ですが、今回の場合は特別ケース・・・・・こんな奴を生かしておいたら、いつまた命が危険に晒せれてもおかしくはありません・・・・・楽にさせるさせないではなく、私個人としての恨みです、この火傷の恨み、まずはコイツで晴らさせてもらうとしますか・・・・・」
と言い、隠し持っていた拳銃を取り出し、治療マシンを開こうとする・・・・・)
>>66
朱音
「……待ちな。」
氷華にトドメを刺そうと隠し持った拳銃に手をかけようとしたのを見て朱音はいち早く紀の考えと行動を長年の警察としての勘から先読みし、拳銃を取り出した紀の手に向けて蹴りを放つ。
動体視力を強化する、或いは感知感覚強化や、何らかの予知や感知が出来なければ、そのまま手にした拳銃を蹴り飛ばされるだろう。
朱音
「直にうちのボスも目を覚ます。文句があるんならボスに言ってくれ。」