『私はお前を許さない、絶対に・・・・・』
(再生された映像越しであれど、伝わってくる憎悪の念は凄まじいものがある・・・・・
過去に氷華が悪を見境なしに狩る復讐鬼と化したように、謎の人物もまた、似た憎悪を募らせているように見える・・・・・)
>>89
氷華
「………………。」
憎悪の念を受けながら、まるで全てを諦めているように無言で立ち上がろうとするものの、直ぐに床に倒れてしまう。
だが今の氷華には、金鵄だった頃の強大な力も、復讐鬼のような鬼気迫る様子もなく、自分の脚で立ち上がることも出来ない非力な少女になっている。