__ ッ 、
( 突如響く音と暗闇を照らす光。驚きで涙はひき、空を見上げると無数の花が咲いていて。向こうだ、向こうに行けば誰かがいる、そう半ば衝動的に走り出すと忽ちハート王国の城下町に。
形振り構わず走ってできた無数の傷、所々破けた衣服はそのままに空を見上げながら数歩歩くが、力が抜けたように座り込み。光に反射して煌めく髪、鮮やかな色を吸い込んだ瞳が閉じることはなく。見慣れない街での花火。まさか、祖国が攻め落とされてしまったのかと )
どうして 、、、花火なんてあがってるの 、?
>>50 ソルジュさま、エルゼさま、
おっと 、これはまずいなぁ
( パッと辺りを照らす光に、空を見上げると笑みを浮かべながらも冷や汗を垂らす。これじゃ下手に身動きも取れないし、この明るさじゃ軍服からクローバー王国の者だとすぐにバレてしまう。上手い具合に建物の影に隠れるが、上から見ればすぐにわかってしまうだろう )
>>50 ソルジュさま、エルゼさま、
ソルジュ「・・・・・少し、鮮やかさを足しますか・・・・・」
ボォッ・・・・・!
(ソルジュは自分の力で水を噴水の柱のように噴射させながら、同時に水をカーテンのように噴射させる・・・・・
一見、花火の鮮やかさを増すイリュージョンにも見えるが、ソルジュは敵国側の刺客の存在に気づいており、イリュージョンに見せかけて狙撃を妨害するための行動である・・・・・
打ち上げて数分経っても尚、未だに夜空に満開に咲き乱れる花火は、より一層祖国が攻め落とされた可能性を引き立てる要因にもなっている・・・・・)
>>51、52、53