ソルジュ「かしこまりました、よし、始めろ」
パアアアァァァァァァン!!!!!
(ソルジュが打ち上げ係に命令すると、勢いよく無数の花火が夜空に打ち上がる・・・・・
暗い色一色の夜空に彩を与える花火は美しいものの、打ち上げの理由としては人間の黒い部分が詰まっている・・・・・
街全体から見れるほどに、無数の花火・・・・・)
>>47、48、49
__ ッ 、
( 突如響く音と暗闇を照らす光。驚きで涙はひき、空を見上げると無数の花が咲いていて。向こうだ、向こうに行けば誰かがいる、そう半ば衝動的に走り出すと忽ちハート王国の城下町に。
形振り構わず走ってできた無数の傷、所々破けた衣服はそのままに空を見上げながら数歩歩くが、力が抜けたように座り込み。光に反射して煌めく髪、鮮やかな色を吸い込んだ瞳が閉じることはなく。見慣れない街での花火。まさか、祖国が攻め落とされてしまったのかと )
どうして 、、、花火なんてあがってるの 、?
>>50 ソルジュさま、エルゼさま、
おっと 、これはまずいなぁ
( パッと辺りを照らす光に、空を見上げると笑みを浮かべながらも冷や汗を垂らす。これじゃ下手に身動きも取れないし、この明るさじゃ軍服からクローバー王国の者だとすぐにバレてしまう。上手い具合に建物の影に隠れるが、上から見ればすぐにわかってしまうだろう )
>>50 ソルジュさま、エルゼさま、
>>50-51
女王エルゼ
「あはははは!空に咲く大きな薔薇のように素敵だわ・・・!!」
王城テラスの特等席から空に打ち明ける鮮やかな赤い花火を見て、眼下の街には一瞥もくれずに他の家臣たちと共に空を見上げているため、王都に潜入しているクローバー王国からの刺客に気付くことが出来ていない