>>50-51
女王エルゼ
「あはははは!空に咲く大きな薔薇のように素敵だわ・・・!!」
王城テラスの特等席から空に打ち明ける鮮やかな赤い花火を見て、眼下の街には一瞥もくれずに他の家臣たちと共に空を見上げているため、王都に潜入しているクローバー王国からの刺客に気付くことが出来ていない
( ふらふらと城下町を歩く。警備をしているであろうハート王国の兵士を見つけると、見つからないようにこそこそと移動して。存在感が薄いのか、いつの間に王城周辺まできていて )
どこなの 、、、
>>52
随分と 、余裕じゃないか
( 見上げた王城テラス、女王と家臣の姿をとらえると悲しげな瞳をしながら口角を上げて。矢を透明化するくらいならなんてことない。音だってこの花火で掻き消されるだろう。射程範囲に入るよう、躊躇することなく一気に距離を詰める。
王城周辺の建物、その影に潜むとクロスボウを構える。息を殺し矢を放つ瞬間、僅かに位置がズレて女王ではなく家臣に的がうつったのは、先王夫妻の記憶が過ぎったからで )
>>52