>>53-54
女王エルゼ
「うんうん、この戦争に勝利したらもっと大きな花火を打ち上げてやりましょう!!」
クロスボウによって一時的とは言え、照準を向けられていた事など知るよしも無く、ソルジュの水のカーテンによるパフォーマンスと花火の二つを見て無邪気に笑って喜ぶ。
自分はこのハートの王国を統べる女王であり、かつて無数に存在し、凄惨な争いが繰り返されていた国家群を一つにまとめあげた古の英雄と同じ、いやそれ以上の偉業が出来る唯一の存在なのだと考えており、例え家臣の一人が射抜かれたとしても気付くことに大きく遅れてしまうだろう。
ソルジュ「・・・・・女王様、花火が終わったらお話がございます」
(花火を見物するエルゼに、この花火が終わったら話があるとソルジュは伝える・・・・・
エルゼの無邪気な表情に対して、ソルジュの表情は真剣である・・・・・)
>>56