>>103
ソーニャ
「ありがとう、日本でも『仕事』の依頼があったものでね?」
母国であるロシアと隣接している上に、日本国内でも吸血鬼の活動は多く、従ってソーニャの活動する機会や場合が多くなっており、その際に日本語を習得したのだと応えると、組んでいた両手を解いて
ソーニャ
「そうね、幸いにもこの部隊員の装備品に付けてあったGPSもろとも持っていったみたいだから既に居場所の目星は付けてあるわ。」
コートの中から小型のスマホ状の情報受信端末を取り出し、一つだけこの近辺から離れた場所に小さな光点がある事を見せて、隊員を拐った吸血鬼の根城は既に特定してあると応える
さすがです
( 端末画面を一瞥すると、軽く唇に手を添えて首を傾げる仕草をして。分からないことが、多いかも。広がる吸血鬼の資料を見つめては思案し )
私達の資料であれば、外の惨状も1人が拐われた可能性も納得できますが…ここにあるのは吸血鬼の資料だけ。それに無傷のまま残っています
( もしかしたら、今度こそ仲良くなれる吸血鬼かもしれない。拐ったのも、この情報を教えるためかも。ぽわぽわ、遂に出会えるかもしれない求めていた人達の可能性に瞳は輝いてしまう。でも、目の前の彼女はそれを許さない。それは、よく知ってるから )
ここはこの後来る方にお任せして、私は敵地に向かおうと思うのですが
>>104 ソーニャさん