>>29
吸血鬼(爵位無し)
「ぐごッ……げッ………」
ユスタスによって頭を抉り飛ばされると、そのまま地面に倒れる。
だが、吸血鬼の再生力と生命力は凄まじく、頭部を半分失ったにも関わらず、出血がものの数秒で止まり、欠損した箇所の再生が始まる。
これで再生が完了すれば、恐怖心を失った獣同然の吸血鬼はユスタスへの怒りと憎しみのままに攻撃を仕掛け続けるだろう……吸血鬼の大半に説得や交渉は無意味、だからこそ有史以来、人類と吸血鬼は終わることの無い戦いを続けてきた……
ユスタス「痛みだけはちゃんと感じるんだな・・・・・それじゃあ、これはどうだゴミクズがぁっ!!!!!」
ドガッ!バゴッ!
(ユスタスは、心臓のある部分は敢えて避けながら、再生を始めた吸血鬼の体を踏み潰しぐちゃぐちゃにしてゆく・・・・・
夜王がどうのこうのと言わない吸血鬼なら、まだ様子を見てからどうするかは決めるが、夜王に忠誠を誓っている吸血鬼なら容赦はしない、完全な敵とみなしてなるべく苦しめてから消すのみ・・・・・)
ユスタス「口を挟むな、消す前にいたぶってるだけだ・・・・・」
(吸血鬼なんて存在がいるくらいだ、基本的に何が起きてもユスタスは冷静に対処する・・・・・
黒猫から声をかけられれば、キッと睨みつけながら上記を返す・・・・・)
>>32