「 ひゃッ 、ぅ ... 」
もう一度校内を一周してやろうと一歩踏み出した途端に 、声をかけられビクッと反応する 。咄嗟に口を手で覆ったことにより 、届けるための資料はばさばさと散乱してしまって 。
「 ご 、ごめっ 、ん 、なさい ... あっ 、」
自分が情けなく思えてきたのだろう 。目を潤ませながら慌ててプリントを拾い集めると 、つっかえつっかえ謝罪を口にした 。 折角声をかけてもらえたのに 、と思いながら声の主にそっと視線を移すと 、見覚えのある風貌に微かに目が見開かれる 。 悪いものが消えて 、潤んだ瞳には緊張の他に敬慕の念も映っていることが分かるだろう 。
「 ッ 、この資料をお届けしたかったんです 。... それで 、生徒会室を探していて 、」
自分が今まで何をしていたか説明をすると 、集めた資料を大事そうに抱え直す 。この場で渡すのもいいが 、今後のためにも生徒会室までしっかりと運ぶつもりでいるようで 。
( / 絡みありがとうございます ! 先輩でさらに副会長さんでもあるので 、伊月は緊張しまくっていますが宜しくお願いします...! )
>>128 茜先輩
学校でも住めば都になるんだ……
(相手の言葉を聴くとこの人は幽霊になっても楽しそうで
生きてたときにしたいやり残しがあったとしても
この人なら大体のことも幽霊のままでやってのけそうな
気さえすると思い
>>129 透
そうだったの?それはありがとう
資料重いでしょ?半分持つよ、遠慮とかはしないでいいから
(微笑んだまま話して言うやいなや持っている資料の
半分より少し多めを持ち相手を安心させるように
優しくにこっと笑いかけて
>>130 伊月