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轢き終わった豆をフィルターにセットしながらフルフルと小さく首をふる。
『……ただの浮遊霊なら話題には出しません。今はまだ対策をしたばかりなので問題ありませんが、図書館に出たんです。』
フィルターに入れた豆めがけてポットからお湯を注いで抽出をする。
『…図書館には、人外が出入りできないように結界を展開していました。……それが破られていたんです。それに、結界が破られた周辺には残穢が多く残っていました。』
>>90 凛虎
奏
『それは心配ね……霊媒師でも呼びましょうか……?』
自分もまた巫女の血を引いているため、悪霊やそれに伴うモノノケの存在について知っていたため、必要なら学園側や職員等にも掛け合って専門家を呼ぼうかと聞いてみて
【了解です!】
>>95 茜
奏
「そういえば茜ちゃんに頼んでいた委員会の定例集会の日程と場所についてはもう決まった?」
自分の過去や生い立ちから話や注意を逸らす意味も込めて、机の上にある職員側からの書類や、生徒からの意見書等にも目を通しながら聞いてみて