>>233
それはその人自身の持つ「特異性」であって、
広く不登校いっぱんを扱うときに再現性の低い、つまり普遍的な価値が乏しいレアケースを持ち出すことに、議論のうえでの意義があるのでしょうか?私はあるとは思えないのです。
中学高校の6年間、なんらかの理由で学校教育から離れている人間が、そのあいだ予備校や塾で勉強をし続ける。ご両親の経済力もおありのことだろうし、その方の自助努力もさることながら、医学部に合格するというのは、頭のいい方なんでしょう。
しかし、あたかもふたつの相反するような事例が、ひとりの人間のなかに同居し「得た」からといって、それが別の人にも応用可能であるとは、残念ながらいえないのです。
それはすなわち、ある薬があったときに、ほかの動物への投与が成功したからといって、ヒトへ認可がすぐ行われないように、広く応用に耐え得るような強度をもっているとは限らないのと似ています。
不登校の人の中には、勉強ができずに学校に行きづらくなった子もいます。
病気や、経済的な理由かもしれないし、家庭内の不和かもしれません。あるいは本人の未熟な性格から由来した甘えということもあるかもしれません。
そういった母数の多くを占めると思われる不登校の人間のなかで、もともとの生まれがよかった人間以外は、自助努力が足りないで終わってしまう社会が素晴らしいとは思えません。その最低値を保証するために、学校というシステムがあるんですよ。
>>234 確かにそれはありますね(一人暮らしの時は貧乏だったと聞いてますが)
この例えを持ち出した意図としては、「医者」というところではなく「本人が頑張れば遅れを取り戻すことはできる」と言うことを伝えたかったのです 言葉が足りず申し訳ない
確かにレアケースなので例えには向かなかったかもしれませんね すみませんでした…