>>210
資格試験では、たしかに判例重視なんだけど、わたしはあえて学説上の通説までは目を通しますね。
通説と判例は一致することが多いですけど、例えば無権代理と相続という話では通説と判例が対立しますから。
で、やはり通説と判例が対立する要因は、判例は個別具体的すぎて(裁判所の性質上仕方のないことだが)、その事件固有の事案も判断してしまうからだと思います。ですので、通説と判例の不一致の場合は判例変更は起きやすいものわたしは愚行します。
やはり通説と判例の一致こそ狭義の判例としての価値も高まるかと。
ほうほう。通説と一致していないと拘束力は不安定である、と。なるほど。勉強になります。