>>315
イエスは主であるが神ではなく、また崇拝すべきは唯一の神であるエホバだと聖書で確認しました。
カーリーさんが提起した異教の話に戻ります。色々な異教やギリシャ哲学の要素が、世のキリスト教会には混ざっています。先の確認事項を踏まえた上で、今回はマリア崇敬を考えてみます。
確認出来た通り、イエスは神ではないので、マリアは神の母ではありません。また崇拝はエホバだけが対象であり、マリアに捧げるものではありません。
マリアは信仰のある素晴らしい女性でした。しかし崇敬の対象ではありません。マリアを讃えた女性にイエスはどう反応したでしょうか。
ルカ11:27-28
イエスがこれらのことを話していたところ,群衆の中からある女性がイエスに大声で言った。「あなたを産んで乳を飲ませた女性は幸福です!」 しかしイエスは言った。「いいえ,神の言葉を聞いて守っている人たちこそ幸福です!」
イエスは「その通りです。私の母を讃美しなさい」とは言いませんでした。
これらの聖書の教えに反して、イエスの死の約400年の後、西暦431年のエフェソス公会議にて、マリアはテオトコス(神の母)と宣言され、特別な立場が与えられました。
さてエフェソスとはどの様な土地だったでしょうか。以下の聖句にも記録されている通り、女神アルテミス信仰が盛んな都市でした。
使徒19:34-35
みんなからいっせいに叫び声が起こり,彼らは約二時間もの間,「偉大なのはエフェソス人のアルテミス!」と叫びたてた。最後に,市の記録官が,群衆を静めてからこう言った。「エフェソスの皆さん,エフェソス人の都市が,偉大なアルテミスと天から降ってきた像との神殿を守護する者であることを知らない人がいったいいるだろうか。
女神信仰の盛んな土地でした。世のキリスト教は女神的要素を取り入れることで、改宗のハードルを下げ、信者を増やしました。教義を曲げることで、勢力を拡大しました。権力が真理より優先されました。つまり背教行為です。