@
>>30
>(こういう解釈で合ってる?)
あってるが、それは側面的な理解だと思う。俺の言いたいことは、「悪口を受けて傷つく」という厳密なプロセスを理解しないとわからないかもしれない。
あまり厳密すぎる話は好きじゃないが、一応、自分の考えを提示しておくために、論証しておく。
まず悪口を言われて傷つくプロセスについてだが、一般論的には、
悪口を言われる
↓
その人間の心が傷つく
というのがよく言われるものだが、実際にはこんな単純ではなく、
悪口を言われる
↓
その悪口が多かれ少なかれ自分に当てはまるものだと自覚する
↓
その自覚が、「他者もその悪口が自分に当てはまると思うかもしれない」という不安の根拠になり、
↓
他者の中の自分が、悪口通りの評価になってしまうと、「他者から不当な扱いを受けるかもしれない」「自己の社会的な位置付けが底辺へ下落してしまうかもしれない」という恐怖の心理が働く。
※ここでいう底辺は、誰からも求められず、不快だと避けられる社会的位置。
↓
そして、不安に駆り立てられた人間は、
悪口を言った相手に反論して、言い負かして名誉を回復しようとしたり(回復するかどうか別)、
相手にも悪口を言って、相手もまた自分と同じ社会的位置付けまで引きずり落としたり、
所属する集団から逃げたり、といった行動へ出る。
どちらもできなくて、最悪の場合、自殺を選ぶ人間もいる。※厳密さを追求するため補足するが、ここでいう「選ぶ」は、決して自由意志に基づくものではない。
→Aへ続く