>>799
副将「俺はさっき弾丸を受けた。(まあ嘘だがな!)今から医務室に行くんだ。敵をあれだけ引きつけておいたことを感謝するんだな、お嬢さん」
その時ヘラヘラと笑ってシーリン達を馬鹿にする副将の襟首を誰かが掴んだ
マンシュタイン「副将、全然怪我してないじゃないか、男なら前線に出ろ、命令だ」
いやがる副将を半ば強制的に外に出したマンシュタインはシーリンに手を振って
「敵将を捕まえてくる!絶対ここには寄せ付けん!」
と叫んで雪の中に消えて言った。
副将「寒い!お嬢ちゃん、金はやるだから便宜をはかってくれよ」
シーリン「……タイムリミットはリセット、あと二時間ってところかしら」
シーリンはマンシュタインに魔法を掛ける。
力を増幅させる魔法、そして災厄を除けさせる魔法を。
フラン「はぁ!?金!?私がそんなんで動くとも?高額要求するわよ?」
……結局動く。
フラン「少しだけよ」
フランは渋々副将に魔法をかける。
聖魔法を常時纏っている状態にさせる魔法だ。
フラン「これで少なくとも死んだりしないわ。少しは強くもなれるし、少しは心も洗われるかもね!」