>>828 中尉「も、もう大丈夫です。着きました」 第2陣から少し離れたところに粗末な陣が建てられていた。火砲はほとんどなく正直、1日も持ちこたえられそうにない。 「さあ、すぐそこで・・・もう見えてますかね、将軍がお待ちになっています」
シーリン「……!!」 言葉を最後まで聞かず、フランを抱えて陣の中へと入っていく。 現状を見まいと、顔を伏せながら。