「...ああフラン様、お怪我はありませんか?」
しかし、自分の危険など知ったことでは無い
第1シーリン様達を救うために来たのだから
冷静になった行動は早い、先ずはまだ大丈夫そうなフラン様から安全を確認する事にした
シーリンは無心のまま、髪の毛をかきむしっていた。自分の甘さがどれ程の混乱を招いたのか。自分でも理解していたから余計に辛いのだ。
その辛さも、生涯に渡って彼女の脳に残る。
フラン「シーリンはしばらくそっとした方がいいかもしれないわ……」
フランは不完全ながらも、シーリンの心境を理解していた。
>>870
ニャルの問いかけに答える。
フラン「私は平気。
……シーリンを連れてきて。もう暴走も何もしないわ。促せば大人しく着いてきてくれるわ……」