>>798
「おねーさん、なーにしてるの?お散歩?」
「先輩、絶対違います」
(先程までリドリーの側にいた彼女たちが一瞬にして彼女の前に現れる。全身白の装束で覆われた彼女たちは時が止まった世界でも異様だった。)
………
「そうですね…ある意味では、散歩に近いです…が」
(慣れた事だ…全く自分でも思うが、危機感が無くなるまで
危険に慣れるとは…全くもって嫌な話だ)
「誰なのか…今、私の思考は貴方達にのみ注がれています…どちら様でありましょうか?」
(腕を組んだ姿勢で、凜とした白黒は告げる)