>>127 「というわけで、お釣り分も治してしまおう、そぉれ」 (くるりと指を回すと、減った血の量も、魔力量も体力も、何もかもを元通りに治してゆく、しかも、ありえないほど一瞬で) 弐『……』 (本当に治っていることを確認すると、少女に対して、返事の代わりに頭を撫でてやる、目線は、吟遊詩人から外してはいない)
「 ……ねぇ、ここにいる人たちこわい…… 」 ( 頭を撫でてる手の裾をぎゅっと握り、まわりの喧嘩腰のヴァイルと大天使をみてすこし怯えたように )