「…………、……ううん、おはなし、きかせて…?____ミトレ」 (おはなし、へた、だから) 「なんでも、のぞんで」
《 るな の顔を見つめたまま わたくしは時が経っていくのを感じた 》 口減らずだと自慢していた、わたくしのおしゃべりも頭の中も働けない …蔑ろにされた、って…わたくしは思ってるはずなのに ただただ るなはかぐや姫みたいなやつだと 感じているだけだった 「 なら 窓際のあなた、好きな生き物を 教えなさい!」