>>54
「 ……ぃたい……… 」
( デコピンをかまされ、ずっと我慢してた涙が一筋彼女の頬を伝う。……泣いちゃ、駄目なのに……泣いちゃ駄目だから…… )
「 ……ぅっ…ぁ……… 」
( 顔を膝に埋めつつ小さく嗚咽を漏らしつつ、泣くのを我慢する……これ以上迷惑をかけたら…嫌われちゃうから……、)
弐『……いい加減にしろよ、お前』
(酷く重い声で告げる)
弐『今まで、なんかん俺はお前にいってきたとおもってる、何度も何度も、いい加減にしやがれ』
弐『俺は『今から』お前を治さねぇ、管轄じゃなく『役割』を使うからな、今から怪我したらぶっころすからな』
(ぶわりと風邪がまうと、彼の純白の翼が、【あの天使】と瓜二つの薄桃色にかわった)