>>698
「 あははっ、慣れたから今はなんてことないよ 」
( 苦労してると言われれば困ったように微笑みつつ。ごそごそと懐から大福を取り出しあむっと口に含もうとすると、ぽんと頭に手を置かれ、その手を止めて、とまつどったようにお兄さんをみあげる )
「 えっと……その、ガキと言われるような年齢じゃないし、その……あはっ、少し恥ずかしいの、だけれど 」
( 久しぶりの子ども扱いにしどろもどろしながら戸惑う )
「二十歳こえてねぇだろ、それに、俺に比べりゃ雅もてめぇもガキだ」
(撫でる手をとめず、そう告げる)
「ガキはガキらしく甘やかされてればいーんだよ」